俗字 
 氏名や,地名を表記する際に,本来の文字(正字)に似ているが,正字とは異なるとして,表記される文字がある。
 旧字とも異なる。 漢和字典にない。
 アルファベットでは,考えられないことだが,日本の役所はこれを排除せず,使用している。

 氏・名であれば,戸籍の届出の際に,誤ってか意図的にか判らないが,
 手書きで書かれた文字をそのまま現在まで使用したため生じたらしい。

 地名に関しても,正字とはやや異なる文字を,その土地の人が,永年使用したため,定着してしまったのだろう。
 葛飾の「」,大宮の櫛引町の「櫛」がある。

 司法書士業務は,明治時代の手書文書作成から,昭和の和文タイプを経て,20年前頃,ワープロとなり,
 現在,コンピュータを使用する。
 インターネット申請では,文書作成不要で,送信データを入力すればいい。
 このような時代でも,俗字は生きている。送信データには,俗字を画像化し,送信データとともに,画像ファイルを送信する。
 画像ファイルは,bmp jpeg,GIF いずれでも受け付けられる。

 事務所で作成された,この画像ファイルは以下のとおりだ。
 少ないが,今までのものか以下のとおりであり,新しく作成したとき増やしていこうと思う。
正字 俗字

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